峯上農園

セーフティネット 将人の家
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丸山さまの体験談

自分がこれまで生きてきた環境
だけが世界の全てではありません

10月30日から31日まで、峯上さんの下でお世話になりました。
 僕には発達障害があり、学校などで周りに上手く合わせられず、孤立してしんどい思いをすることが多くありました。そのため、企業に勤めても上手くやっていける自信がなく、就職活動にも全く身が入りませんでした。
 先が見えない中で、「企業に勤められなくても生きていけるような場所を作ることで、社会の中でしんどい思いをする人を一人でも減らしたい」と思うようになりました。そんな時に峯上さんのことを知り、以前から農業に興味があったこともあって、お世話になることにしました。
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農業体験では、草刈りをさせていただきました。草刈り機を使うのは初めてで、慣れない動きですぐに疲れてしまいました。しかし、土と向かい合う時間はとても幸せな時間でしたし、作業をした後に食べたみかんは格別の味がしました。
 農作業は、頭も体もバランス良く使えるので、「生きている喜び」を全身で体感できる良さがあるなと思います。それに、人と同じことを同じようにできることを求められない点や、複雑な人間関係の中で消耗させられることなくのびのびと働けそうな点も、自分にとっては魅力的でした。
 また、田辺市では峯上さんをはじめとしたさまざまな方と出会いましたが、どの方にも暖かく迎え入れていただきました。初めての訪問でしたが、僕はこの町がとても好きになりました。移住者への支援にも積極的で、田舎に移住して何かをしたい人にとってはとてもいい環境だなと感じました。
 最後になりますが、自分がこれまで生きてきた環境だけが世界の全てではありません。知らない場所に飛び込んでみることで、自分が見える世界が広がって、生きやすくなるのだと思います。生きるのががしんどいけど何をしたらいいかわからないという方、ぜひ一度田辺市に足を運んでみてください。新しい世界に出会えるかもしれません。
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ひきこもりの方が外に出る
『きっかけ』になれれば
梅の写真
【峯上農園の住所】
〒646 - 0101
和歌山県田辺市上芳養
【自宅】
〒646 - 0031
和歌山県田辺市湊
みのるクンのイラスト
真砂田辺市長との意見交換
真砂田辺市長と「ひきこもり」と「農福連携」について、意見交換を致しました。 田辺市は全国でもひきこもり支援や理解に力を入れている都市です。 私、峯上良平は農福連携事業者として、田辺市から補助を受けております。