峯上農園

セーフティネット 将人の家
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Nさまの体験談

言葉に出来ない経験を
与えてくれました

皆さん初めまして。4月1日から峯上農園でお世話になったものです。私は、都会のような人の行き交う中での働き方よりも人の極力少ない場所で働けないかなと思い、そのきっかけとして参加しました。

もしかしたら参加に何か明確な気持ちが必要だと感じている方がいるかもしれませんが、そんなことはありません。私は当日まで「人付き合いが苦手なのに、知らない人と会うなんて…」と自分が正気を失ったのかと感じていました(笑)。ただ自分が働いていける働き方をなんとなく考えていただけなのです。

しかしそんな考えは杞憂でした。本当に杞憂でした。峯上さんやその周りの方たち、そしてこの田辺という土地は言葉に出来ない経験を与えてくれました。現在の社会というものに対して不信感を感じていた私には、その世界は別世界でした。
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少し脇道に逸れて歴史について述べたいと思います。歴史書では黄泉の国と根の国という死者の世界の記述があり、日本のどこかにあるとされています。

前者は再生を拒否した死、後者は再生を意識した死を伴うそうです。

もし霊験あらたかな熊野にあるならこれほど意味深長なことはないでしょう(勿論諸説ありますが…)。また田辺は熊野古道の2通路の分岐点でもあります。

今考えてみれば、この田辺に来た人間が肉体的死では無く精神的死を経て生まれ変わるという解釈も面白いのかもしれません。そして熊野古道のように人生の分岐点にもなる。

この田辺の土地や住む人は何か人を変える力があるのだと強く思います。

つい長々と述べてしまいました。けれど、一日二日だけでも良い。1週間でも良い。日本人とか外国人とかコンプレックスがあるとか関係ない。あらゆる人間を受け入れようとする姿勢が田辺にはあります。一歩歩めば何か見えてきます。僕も自分のしたいことが少しずつ見えてきた気がします。

是非田辺に来てみてください!

お読み頂き有難うございました。
ひきこもりの方が外に出る
『きっかけ』になれれば
梅の写真
【峯上農園の住所】
〒646 - 0101
和歌山県田辺市上芳養
【自宅】
〒646 - 0031
和歌山県田辺市湊
みのるクンのイラスト
真砂田辺市長との意見交換
真砂田辺市長と「ひきこもり」と「農福連携」について、意見交換を致しました。 田辺市は全国でもひきこもり支援や理解に力を入れている都市です。 私、峯上良平は農福連携事業者として、田辺市から補助を受けております。