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Nさまの体験談
現状やこれからを考える材料が
多く得られました
僕は5年前に適応障害になってから抑うつなどからなかなか抜け出せず、しばらく中途半端な生活を送っていました。アトピーのことも重なって、アルバイトを始めても1か月程度でいずれも限界を感じてしまいます。 今年になってようやく体調も整いつつあり前向きな意欲が湧いていました。
しかしいわゆる普通な働き方をする自信はなく、どうしようかと悩んでいました。そして峯上農園の体験を知り連絡をしました。2泊3日での体験を予定して6月中旬に田辺市を訪れました。 結局、田辺市には一週間滞在しました。その間、不思議なくらい自然体で過ごすことができました。楽しい思い出も多くできて、帰るのが名残惜しく感じました。 峯上農園では主に梅の収穫と選果を体験しました。当初は2日間体験する予定でしたが、初日の作業が強風の影響で大変だったことや汗のアトピーへの影響なども考慮してもらい、1日のみ体験しました。
しかしいわゆる普通な働き方をする自信はなく、どうしようかと悩んでいました。そして峯上農園の体験を知り連絡をしました。2泊3日での体験を予定して6月中旬に田辺市を訪れました。 結局、田辺市には一週間滞在しました。その間、不思議なくらい自然体で過ごすことができました。楽しい思い出も多くできて、帰るのが名残惜しく感じました。 峯上農園では主に梅の収穫と選果を体験しました。当初は2日間体験する予定でしたが、初日の作業が強風の影響で大変だったことや汗のアトピーへの影響なども考慮してもらい、1日のみ体験しました。
午前の収穫は久しぶりの体力仕事でした。午後からの選果も立ち仕事だったので身体はとても疲れました。ですが、静かな自然の中での作業だった点や、作業中や休憩中にも気さくに話しかけてもらったことでリラックスして取り組めました。また午前と午後で違う作業をしたことが精神的に余裕を持って取り組むのによかったのかもしれません。 また、梅を漬ける作業をしたり梅を売りに行くのに同行したりと、1日の流れを一通り体験しました。
全体の流れを大まかに把握できるのはその日の作業一つ一つの役割が分かるので安心感があります。 夜はよく眠れたし、翌日からも午前中から動くことが楽に感じました。 他にも今回の滞在で有意義だったことが沢山あります。 滞在中はシェアハウスに宿泊していました。シェアハウスと聞くと一人の空間や時間を持てるかどうかとか、アトピーのこともあって食事は偏らないかとか、色々な心配事が思い浮かびました。しかしとても自由に対応してもらい、結局はほとんど問題なく過ごせました。部屋は個室を一部屋使わせてもらえたし、食事についても一緒に買い出しに行ったり料理したりしてしっかり食べられました。
シェアハウスでは色々な人に出会いました。そして色々な話をしました。数年間ほとんど人と会話する機会がありませんでしたが、自分で意外なくらい自然に話すことができました。それは多分、普段は人に話しにくかった自分の背景や事情でも話していいような空気があったからだと思います。普段は自分のどこか世間的に馴染めていないと感じてしまう部分がどうしても引っかかり言葉を飲み込んでしまっていたのではないか。現状やこれからを考える材料が多く得られました。 そしてたまたまゲストハウスの掃除や、やまももの収穫の手伝いができるという話になって少し長居させてもらうことになりました。色々な現場が見られたので仕事についても色々な取り組みかたがあるということが分かりました。 また予定のない日には屋内でゆっくり体を休めたり、熊野古道やシェアハウス周辺を観光したり、温泉に行ったりして過ごしました。普段は一人で出かけることがほとんどなので、色々な人と一緒に遊ぶことができたのはとてもいい思い出になりました。 田辺市を訪れたことは大きな一歩になったと感じています。
シェアハウス滞在中には色々なことを学びました。自分と似た感覚を共有している人たちが実際に自活している、あるいは自活へ向かっている姿を見、その中へ飛び込んでリアルな体験談を聞けたのは大きな刺激になりました。相談をすれば意見やアドバイスをもらえるし、反対に自分がそうすることもあって、その場の一員として受け入れられているような印象を持ちました。 社会や世間からズレているからこそできる発想があること、またそういう人たちが集まって生まれるものがあること。このような話を聞き、それを実感できる場所でもありました。
田辺市を去ってからも体験して得たことを手掛かりに頭の中を整理しながらこれからを考えています。すぐに大きくとはいきませんが、少しずつ動き出せそうなところまできています。大変に勇気づけられる体験ができました。またそのうち田辺市を訪れたいです。
全体の流れを大まかに把握できるのはその日の作業一つ一つの役割が分かるので安心感があります。 夜はよく眠れたし、翌日からも午前中から動くことが楽に感じました。 他にも今回の滞在で有意義だったことが沢山あります。 滞在中はシェアハウスに宿泊していました。シェアハウスと聞くと一人の空間や時間を持てるかどうかとか、アトピーのこともあって食事は偏らないかとか、色々な心配事が思い浮かびました。しかしとても自由に対応してもらい、結局はほとんど問題なく過ごせました。部屋は個室を一部屋使わせてもらえたし、食事についても一緒に買い出しに行ったり料理したりしてしっかり食べられました。
シェアハウスでは色々な人に出会いました。そして色々な話をしました。数年間ほとんど人と会話する機会がありませんでしたが、自分で意外なくらい自然に話すことができました。それは多分、普段は人に話しにくかった自分の背景や事情でも話していいような空気があったからだと思います。普段は自分のどこか世間的に馴染めていないと感じてしまう部分がどうしても引っかかり言葉を飲み込んでしまっていたのではないか。現状やこれからを考える材料が多く得られました。 そしてたまたまゲストハウスの掃除や、やまももの収穫の手伝いができるという話になって少し長居させてもらうことになりました。色々な現場が見られたので仕事についても色々な取り組みかたがあるということが分かりました。 また予定のない日には屋内でゆっくり体を休めたり、熊野古道やシェアハウス周辺を観光したり、温泉に行ったりして過ごしました。普段は一人で出かけることがほとんどなので、色々な人と一緒に遊ぶことができたのはとてもいい思い出になりました。 田辺市を訪れたことは大きな一歩になったと感じています。
シェアハウス滞在中には色々なことを学びました。自分と似た感覚を共有している人たちが実際に自活している、あるいは自活へ向かっている姿を見、その中へ飛び込んでリアルな体験談を聞けたのは大きな刺激になりました。相談をすれば意見やアドバイスをもらえるし、反対に自分がそうすることもあって、その場の一員として受け入れられているような印象を持ちました。 社会や世間からズレているからこそできる発想があること、またそういう人たちが集まって生まれるものがあること。このような話を聞き、それを実感できる場所でもありました。
田辺市を去ってからも体験して得たことを手掛かりに頭の中を整理しながらこれからを考えています。すぐに大きくとはいきませんが、少しずつ動き出せそうなところまできています。大変に勇気づけられる体験ができました。またそのうち田辺市を訪れたいです。